巨人D1位・石塚裕惺が将来の侍ジャパン入りに意欲 イベントでは木製バットで柵越えを披露
巨人からドラフト1位指名された埼玉・花咲徳栄高の石塚裕惺(ゆうせい)内野手(18)が14日、さいたま市内で取材に応じ、将来的な侍ジャパン入りを目標に掲げた。 【写真】ドラフト会議で石塚の交渉権を引き当てた阿部監督 「U18は準優勝でふがいなかった。もう一度トップチームで世界一を目指したい。そういう選手になれるように、一日一日を大切にしたい」 前夜の「第3回WBSCプレミア12」では日本がオーストラリア相手に白星スタート。高校の先輩にあたる中日・清水が九回を3者連続三振に斬った。今夏のU18アジア選手権で石塚は日本の4番を任されたが決勝で台湾に敗れており、「先輩に近づき追い越したい」と目を輝かせた。 この日は県営大宮公園球場で行われた「彩の国野球フェスティバル」に参加し、中学生約200人を指導。フリー打撃の実演では木製バットで15スイング中、6本の柵越えを披露した。「千葉県出身だけど、埼玉県で成長させてもらった。少しでも貢献できることがあれば」。感謝の思いを胸に、プロの世界へ飛び込む。(原田優介)