シュノーケル中の観光客が意識不明に 英国人インストラクターらが救助 名護海保から感謝状 沖縄
【名護】名護海上保安署は7月25日、遊泳中の事故の救助活動に貢献したとして、ダイビングインストラクターのカーライル・ジョン・ダンカン・ハワードさんと井上喜美子さんに感謝状を贈呈した。 2人は7月8日、本部町崎本部の通称・ゴリラチョップと呼ばれる海岸で、シュノーケルをしていた観光客が意識を失った際に救助した。同署によると、救助された人は病院に救急搬送後、肺水腫と診断されたが、一命を取り留め既に退院しているという。 英国人で、2年半前に来県したというハワードさんは「お客さんとスキンダイビングの練習中に、一般で泳いでいる人の様子がおかしいことに気付き、引き上げて近くの人に通報を頼んだ。もう同じような場面に遭いたくない。安全が一番だ」と話した。同署の新屋満署長は「(ハワードさんは)仕事中だったが、異変に気付いて救助してくれた。勇気ある行動で、人命が救われた」と感謝した。
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