今週末には福岡で桜の開花が予想されています。福岡県内の観光地では、イベントの準備が進むなど主催者などが期待に胸を膨らませていました。

福岡管区気象台の標本木

21日朝、訪ねたのは、福岡市中央区の気象台です。標本木のソメイヨシノが5・6輪咲けば、開花が発表されます。 ■阿部まみフィールドキャスター 「すっきりとした青空が広がる福岡市内、桜はまだ一輪も咲いていません。ただぷっくりとしたピンクのつぼみが確認できます。」 21日は気温も上がらず、開花はもう少し先になりました。

小倉城では

北九州市にも、桜の開花に胸を膨らませる人がいました。 ■北九州市 みどり・公園整備課 大貝保志さん 「こちらが標本木になります。」 北九州市では市が独自に標本木を決め、5年前から開花を発表しています。北九州市の昨年の開花発表は、3月20日でした。 ■大貝さん 「本日の開花状況の確認ですが、まだつぼみの状態で開花は確認されておりません。」 こちらも、まだ1輪も咲いていませんでした。 ■群馬からの観光客 「見たかったですね。ちょっと早かったです。」 ■宮原真記者 「北九州市の標本木は1輪も咲いていませんでした。ただ、隣のソメイヨシノはよく見ると桜が咲いています。」 春を探しに散策すると、桜の花が咲き始めているのを確認することができました。 小倉城を中心とした勝山公園には、ソメイヨシノを中心におよそ300本の桜があり、23日（土）からは小倉城桜まつりが始まります。 ■小倉城武将隊 長岡佐渡役・木村健二さん 「見つけるのが楽しいという感じじゃ。桜をめでたいんじゃ。お客様もせっかく来て咲いてなかったら申し訳ないんでな。できるだけ早く顔を出してくれればなあと思っている次第じゃ。」

秋月城跡では

こちらも、桜の名所として知られる朝倉市の秋月城跡です。メインの通りはまだつぼみでした。 ■阿部フィールドキャスター 「桜並木のすぐ近くには、たくさんの桜が咲いています。」 日当たりの良い場所を中心に、ピンクの桜が顔をのぞかせていました。 ■シンガポールからの観光客 「桜を見たいけれど、まだまだね。でも、ここはいつも来る大好きな所。」 ■福岡市からの観光客 「咲いているのを想像しならがら歩こうと話をしていました。」