〈やってはいけない〉夏休みにこれはNG!子どもと有意義に過ごす夏休みの過ごし方
【やってはいけないその2】学習計画を立てずに宿題や課題を放置する
1ヶ月から1ヶ月半に及ぶ夏休みをどのように過ごすかを子ども任せにするとどんなことが起きるでしょうか。 長い夏休みは「たっぷり時間がある」と思い、油断して過ごしてしまう子も多いです。また、親の方も忙しく「長い休みだからなんとかなる」と思ってしまう人もいます。 筆者も小学生の頃に毎年「まだまだ夏休みはあるから後で大丈夫」と無計画で過ごし、夏休みが終わる三日前に大慌てで夏休みの友に取り組んでいました。結局、自由研究やアイデア貯金箱に手をつけることなく「最低限の宿題を終わらせる」という6年間を過ごしました。 もちろん、そんな風に過ごしていたら1学期の復習や2学期に向けた予習をすることもできません。せっかくの夏休みをダラダラと過ごしてしまったことはいまでも反省しています。 与えられた休みを有意義に過ごすには、夏休みがスタートする前に「夏休みの課題はお盆休みが終わる頃に終わらせる」「読書感想文や自由研究はこの時期に取り組む」と学習計画を立てておくようにしてください。 夏休みは外出の予定だけでなく、急に体調を崩すこともあります。そうした事態に臨機応変に対応できるよう、キッチリ計画を考えるのではなく「8月の第1週にここまで終わらせる」とざっくり考えましょう。 計画を考えることで時間は無限ではなく有限であることに子どもも気がつきます。「始まりがあれば終わりもある」と意識して取り組むことが重要です。
【やってはいけないその3】親に内緒でアプリのダウンロードをする
親世代と今の子どもたちの日常生活で大きく違うところはたくさんありますが、影響力の大きさで考えると無視できないのがスマートフォンやタブレット端末です。 こうしたツールでゲームもできれば動画視聴もできます。一台あれば多種多様なことができるので子どもは時間を忘れて夢中で使用してしまう危険性もあります。子育てをする上で家庭でのルールを作り、ペアレントコントロールを設定し管理するのは必須になっています。 学童に通っている小学生はそうしたツールに触れる時間は限られていますが、すでに学童を卒業している子や中学生の子は親の監視の目をくぐり抜けて気になるアプリをダウンロードしないとも限りません。 親としては我が子を信じたいですが、「ペアレントコントロールの解除」「親にばれないようにアプリをダウンロードする方法」を必死になって探したり、友達に相談して何とかしようとする子もいます。 夏休みの間に以前から気になっていたアプリをダウンロードし、ゲームをしていると学習時間を減らすことにもなります。それだけでなく、アイテムが欲しくなって課金しないとも限りません。 課金問題は数年前から取りざたされていますが、これだけアプリゲームが浸透していると「自分には関係ないこと」ではなくなっています。明日は我が身と思い、夏休み前に再度家庭のルール確認や危険性を話し合うようにしてください。