【阪神】嶌村本部長「必要戦力」ビーズリー、ゲラの来季契約更新明かす FA補強は静観の構え
阪神嶌村聡球団本部長（57）が13日、ジェレミー・ビーズリー投手（28）とハビー・ゲラ投手（29）の来季契約更新が合意したことを明かした。 秋季キャンプ地の高知・安芸で取材に応じ「必要戦力であると交渉を続け、大筋合意しました」と説明。近日中に正式発表される見込みとなった。 ビーズリーは来日2年目の今季、主に先発で14試合に登板して8勝3敗、防御率2・47の好成績。1年目のゲラは、岩崎とダブル守護神の一角を担い、登板59試合で1勝4敗、14セーブ、31ホールド、防御率1・55をマークした。嶌村本部長は「ビーズリーは伸びしろを非常に感じさせる投手。ゲラも中盤から後半にかけて素晴らしい投球をした」とし、ともに今季以上の活躍ができると期待を込めた。 リーグ王者奪還を目指す来季は、新外国人3人を獲得し、助っ人5人制を目指す方針も明かした。「今年は支配下4人でいかせてもらったが、来年は5人に戻すかな」とコメント。ノイジー、ミエセスの野手2人とは契約を更新せず、新たに助っ人野手を加えることが濃厚だ。16年から4年間阪神に在籍し、今季は四国IL・高知でプレーして藤川監督とも親交が深い、ラファエル・ドリス投手（36）の再獲得調査も進めるなど、補強を本格化させる。 一方で、今年もFA補強は行わないことも明言。「他球団からの獲得の可能性というのは、基本的に監督とも相談して。現状。動くことを考えておりません」と話した。FAでの獲得は18年の西勇が最後。「西君なんて6年間でだいぶ頑張ってくれているしね。行くときは行きまっせという時はあるんですけど」とし、6年連続静観する構えだ。
