飯豊まりえ“朱梨”がたどり着いた、西原亜希“多々良”の“愛”の感情に「切ない」「本末転倒じゃん」の声<オクトー>
飯豊まりえが主演するドラマ「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系/Lemino、Hulu、TVerにて配信)の第10話が、12月5日に放送。飯豊演じる朱梨がたどり着いた、事件現場に残された“愛”の感情が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) 【動画】飯豊まりえ“朱梨”、浅香航大“風早”が隠す感情に迫る ■目に見えない感情から事件の真相に迫る刑事サスペンスSeason2 本作は、容疑者の感情から不可解な事件の真相に迫る新感覚の刑事サスペンス「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(2022年、日本テレビ系)のSeason2。今回は2つの事件が交錯し、8つの感情を色として見ることができる女性刑事と、モノに残された感情が見えるタイ人の容疑者による感情捜査が描かれる。 飯豊が東神奈川署から警視庁刑事部捜査一課強行犯八係に出向してきた警部補で感情捜査官の心野朱梨を演じ、影山優佳、Sapol Assawamunkong(Great)、岩瀬洋志、高野洸、小波津志、松井玲奈、浜野謙太、浅香航大らが出演。主題歌はみゆなの「あなたに抱きしめて」、オープニング曲はPSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEの「Cold Rain」となっている。 ■飯豊まりえ“朱梨”、西原亜希“多々良”から”愛”と“怒り”の感情を見る タイの公安警察官であることを明かしたクリット(Great)は、タイ警察とつながっている犯罪組織のリーダー・山神淳(安井順平)を追うために来日していた。山神の本性を暴くことが、朱梨(飯豊)の姉・紫織(松井)を助ける近道だと、朱梨(飯豊)らの捜査に協力することに。 クリットが容疑をかけられていた一ノ瀬伸明(西中ひさあき)殺害の凶器から“愛”の感情が見えたという話から、山神の元交際相手・多々良望(西原亜希)から話を聞き始める。なぜか多々良の顔にはアザが…第9話で山神が拳に血痕が残るほど誰かを思いっきり殴っていたのは、多々良だったのだろう。多々良の取り調べを始めた朱梨は、クリットが凶器に見たのと同じ“愛”の感情を見る。 凶器や被害者に心当たりはないかと、一ノ瀬の殺害現場を多々良に見せると、「あんな重し、どこにでもあるじゃないですか」と、凶器がペーパーウェイトだと知っているかのようだ。早く帰りたがっている多々良に、滝沢(影山)がそのワケを聞き、さらにPTSDや意識障害を患っている人がいないかと次々に質問を投げかけると、強く反発。朱梨は、そんな多々良から山神への“怒り”の感情を見た。 ■西原亜希“多々良”、娘・永尾柚乃“さくら”のために2人を殺害 朱梨と滝沢は、クリットと共に多々良の自宅に行った。そこで“愛”の強い感情が残っていた「さくら」と名前が入ったブランケットを見つける。多々良の“愛”の感情はさくらという娘へ向けられていて、その娘の父親は山神だった。自分たちなら、娘さんを助ける手伝いができるかもしれないという朱梨の言葉に、多々良が自供し始める。 さくらと一緒に山神から逃げた多々良だったが見つかってしまい、山神はさくらを連れてタイに行ったという。そこでクリットのバディー・チャーノン(小波津)を、山神が撃つところを見てしまったさくらは、感情を失ってしまった。15年間も感情を失っていた紫織が狙われたのも、山神が精神科医を探していたのも娘のため。多々良は娘のために、一ノ瀬と二見智子(和田光沙)を殺害したのだった。 ■飯豊まりえ“朱梨”がたどり着いた“愛”の感情に「切ない」「本末転倒じゃん」の声 娘のため殺人まで犯してしまった多々良に「さくらを山神に奪われ、さくらを治療する為に協力したとは言え〇人まで…結構キツイ話だ。望は山神にいいように利用された感じやね」「パートナーがク○だと、洗脳されちゃうのね…多々良さん切なかったよ…」「西原さんの演技がすごかった、感情のこもった瞳のアップ。見ていて胸を打たれました」「山神の『あいつは俺のもんだ!』は多々良に向けた言葉で、“あいつ”とは娘のさくらだったんですね」の声が上がる。 さらに「父親が人を殺すところを見たからPTSDで感情失ってるのに、感情取り戻すために母親まで人を殺め出したら本末転倒じゃん……」「ものに感情残すくらい娘愛してるんなら元旦那の言いなりになって殺してる場合じゃないと思うし、多々良さんは少なくとも山神のこと好きだった気もしなくもないなぁ」「あの娘ちゃんは感情が戻っても地獄じゃないか。父親も母親も犯罪者とか、つらすぎるよ」などと、明かされた事件の背景にさまざまな声が上がり反響を呼んでいる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部