12月24日正午すぎ、新潟県上越市にある病院のロータリーで路線バスが暴走し、車13台に衝突する事故がありました。バスの運転手が治療を受けているものの、この事故によるケガ人はいませんでした。 【リポート】 「バスのタイヤの跡でしょうか、段差を乗り越えて車に次々と当たったように見えます」 前方が大きくへこんだバスの下敷きになっていたのはなんと標識。周りには複数の壊れた車も… 【車が巻き込まれた人】 「十何台も絡んでいてぐちゃぐちゃ状態。自分は絡んでいないと思ったが、絡んでいてちょっとびっくり」 24日正午すぎ、上越市にある県立中央病院のロータリーで路線バスが暴走し、駐車していた車13台に衝突する事故がありました。 この事故でバスを運転していた52歳の男性が病院で治療を受けていますが、そのほかにケガ人はいませんでした。 病院のロータリーで一体、何が起きたのでしょうか。 警察によりますと、バスは午後0時10分に病院のバス停を出発する予定でしたが、ロータリーに入ってきたところ、バス停には止まらず次々と車に衝突。 その後、段差に乗り上げるも勢いは止まらず、他の車や街灯に衝突し、標識をなぎ倒したところで停止したということです。 【通院していた人】 「びっくりした。人が巻き添えにならなくてよかった」 警察などによりますと、男性は出勤時の体調に異常はありませんでしたが、事故後、駆けつけた際には意識がはっきりしていなかったということです。 また、バスに乗客はいませんでした。 バスを運行していた頸城自動車は「いち早く事故原因を究明し、二度と事故が起こらないよう対策をしていく」とコメントしています。 警察は事故の原因について詳しく調べています。