サッカー・インターコンチネンタル杯、コンテナ使用のW杯スタジアムを再利用…3試合の会場発表
サッカーの各大陸クラブ王者が争うインターコンチネンタル杯の大会組織委員会(カタール)は12日、欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)が臨む12月18日の決勝がドーハ近郊のルサイル競技場、決勝につながる他の2試合はドーハのスタジアム974で開催されると発表した。
スタジアム974は、カタールの国際電話コードと同じ、974個のコンテナが組み込まれた仮設スタジアム。ルサイル競技場と同様に2年前のワールドカップ(W杯)カタール大会で使用された。W杯の後は解体される予定だったが、再利用されることとなった。
クラブW杯が4年に1度となるのに伴って新設されたインターコンチネンタル杯は、9月に開幕。終盤はカタールで開催され、12月11日に北中米カリブ海代表のパチューカ(メキシコ)と南米代表(未定)が戦い、勝者は同14日にアフリカ代表アルアハリ(エジプト)と、レアルへの挑戦権を懸けたチャレンジャー杯に臨む。
チケットは国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトで販売される予定。米ビザのクレジットカードで申し込む場合は14日、その他のカードを使う場合は21日から購入できる見通しという。