大声大会やサンダル飛ばし… 浪江浜まつり盛況 請戸海岸で初 福島県浪江町
福島県浪江町の請戸海岸の活性化を目指した浪江浜まつりは15日、請戸海岸周辺で初めて開かれた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で休止している請戸海水浴場の将来的な再開を目指したにぎわいづくりの一環。 町やまちづくり団体、商工会青年部などでつくる実行委員会の主催。大声大会やビーチサンダル飛ばし大会の他、ライフセーバーから水辺の安全を学んでビーチフラッグ争奪を楽しむ親子教室など多彩な催しを繰り広げた。ミニしらす丼の振る舞いをはじめ、地元で水揚げされた魚介類など地場産品を使ったキッチンカーなども並んだ。 大声大会で会場を盛り上げた相馬市の竹村翼さん(中村一小5年)は父親が請戸地区出身の縁で、何度も請戸海岸に足を運んでいる。「広々として自由に遊べる大好きな場所。たくさんのイベントで楽しめた。来年も続いてほしい」と笑顔で話した。