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　韓国で50万部の超ロングセラー、韓国で社会現象を巻き起こした『勉強が面白くなる瞬間』。この本を読んで、中高生の98.4％が「勉強をしたくなった」と証言！ なぜ、勉強をしなかった人たちが勉強に夢中になるのか。10代～70代の世代を超えて多くの人が共感。そこにノウハウは一切ありません。ただ、この本を読んだ人にはわかることでしょう。いま、再燃している『勉強が面白くなる瞬間』から、その驚くべき内容を紹介する。 親が子が寝ているあいだに、机の上にそっと置く社会現象が起きたほど、親にも子にも衝撃的な話題作となった勉強本。ギフト需要が高まるこの時期に1章ごとのトピックを紹介していく（5章/13章）。（構成/ダイヤモンド社武井康一郎） ●　越えるのが難しい山でも、越えられない山はない 　心構えの話をしてきましたが、いったい「勉強が面白くなる瞬間」はいつ訪れるのでしょうか。残念ながら、「忍耐力」がない人には訪れません。もしかしたら、ランナーズハイに近いのかもしれませんね。 　ゲームもうまくなるまで面白くありませんが、わかるようになってから勉強の面白さに気づくのです。 　つまらなくて退屈な段階をどのように乗り越えればいいでしょうか。これは、他人の経験を聞かされるより、自らの経験で知るべきです。こうした気づきは、いつまでも忘れません。 　ここで挫折してしまう人に、著者のメッセージをお伝えしましょう。 　「できない」のではなく、まだ成果が出るほど「やっていない」だけ。 　越えるのが難しい山でも、越えられない山はありません。覚悟の問題です。『勉強が面白くなる瞬間』を精神論と言う人がいますが、そうです、その通りです。ゴリゴリの精神論です。乗り越えた先にある「勉強が面白くなる瞬間」を皆さんに味わってほしいものです。そのためには、必要な苦労は避けたり逃げたりせずに、堂々と向き合おうという覚悟を持ち、上達するまでは面白くなくても耐えなければなりません。　 　（本原稿は、『勉強が面白くなる瞬間』第5章のダイジェスト版です）