コンビニ恵方巻き商戦 今年は和牛が主役に 有名店監修も
コンビニ各社が和牛を主役にした恵方巻き商品を売り込む。各地の銘柄牛を使用したり、有名店が監修したりして、高付加価値の商品を打ち出す。和牛の消費を盛り上げる節分商戦に期待がかかる。 【画像】セブン-イレブンやローソンが展開する和牛を使った恵方巻 ファミリーマートは肉の老舗監修の恵方巻を展開。「柿安監修 牛めし恵方巻」は牛肉のうま味を引き出す味付けにこだわる。直径4・5センチ、長さ13センチで1080円。同社は「主役である和牛のうま味を引き出す味付けにこだわり、試作を重ねた。和牛の味わいを楽しんでほしい」とする。 セブン-イレブンは、「特別感」がキーワード。「和牛すき煮 恵方巻」は、特別感を感じられる具材で和牛をメインに使用する。北海道では白老牛、東北では「米沢牛」など、昨年に続き、地域ごとに近在産地の銘柄牛を中心に使用した恵方巻きで、差別化を図る。直径4・5センチ、長さ8・5センチで830円(税別)。 ローソンは、黒毛和牛を用いた韓国風の恵方巻きを展開。「韓美膳監修 黒毛和牛プルコギ クリームチーズキンパ恵方巻」はナムルやクリームチーズなど8種の具材を用いた彩り豊かな恵方巻き。直径5センチ、長さ13センチで988円。他に具材を黒毛和牛焼肉とキムチに絞り、肉の味わいを前面に出した黒毛和種焼き肉の恵方巻きもある。
日本農業新聞