【ホワイトソックス0－3カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム

2本のタイムリーでチームの全打点を叩き出したノーラン・アレナド（MLB Advanced Media）

　日本時間5月4日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムでホワイトソックスとの3連戦がスタート。スイープすれば借金を完済できるだけに、低迷するホワイトソックス相手の取りこぼしは避けたいところだが、投げてはソニー・グレイ、打ってはノーラン・アレナドが活躍し、3対0の完封勝利で3連戦の初戦を制した。カージナルス先発のグレイは7回3安打無失点で4勝目（1敗）をマーク。3番手のライアン・ヘルズリーが11セーブ目を挙げ、ホワイトソックス先発のブラッド・ケラーは5回途中5安打3失点で今季初黒星（0勝）を喫した。 【動画】カージナルス先発のソニー・グレイが7回無失点の好投を見せる（MLB.comより） 　カージナルスは1回裏一死1・2塁からアレナドのタイムリー二塁打で2点を先制。グレイは3回表二死1・3塁のピンチを切り抜けるなど、ホワイトソックス打線に得点を与えず、5回裏二死1塁からアレナドの二塁打で一塁走者のウィルソン・コントレラスが一気に生還し、3点目を奪った。グレイは7回94球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点0と安定したピッチングを見せ、防御率は0.89まで向上。8回表を2番手のジョジョ・ロメロ、9回表を3番手のヘルズリーがいずれも三者凡退に抑え、3安打完封リレーとなった。 　カージナルスのラーズ・ヌートバーは「7番・右翼」でスタメン出場。投手強襲のセカンドゴロ、空振り三振、ファーストゴロ、ファーストフライで4打数ノーヒットに終わった。今季は故障者リストからの復帰初戦で本塁打を放ったものの、ここまで19試合に出場してマルチ安打が1度もないなど、なかなか波に乗れず、打撃成績は打率.174、出塁率.278、OPS.568となっている。