かごしま水族館にカツオの幼魚 鹿児島・南さつま市のいけすで成長
鹿児島テレビ
鹿児島市にある、いおワールドかごしま水族館の黒潮大水槽です。 魚たちが勢いよく泳ぎ回っています。 10月22日、この水槽に鹿児島県南さつま市のいけすで育ったカツオの幼魚が新たに展示用として運び込まれました。 午後3時すぎ、鹿児島市のかごしま水族館に、カツオの幼魚が入ったコンテナを積んだ大型トラックが、南さつま市から到着しました。 河内杏月アナウンサー 「スタッフたちが見守る中、水玉模様のコンテナがいまゆっくりとクレーンで吊り上げられていきます」 その後コンテナは慎重に館内に運び込まれていきます。 河内杏月アナウンサー 「いま、容器からカツオが出てきました。群れをなして勢いよく泳いでいます。」 約180匹のカツオの幼魚は、はじめての水槽で群れをなして泳ぎまわります。 このカツオの幼魚は、鹿児島県薩摩川内市の甑島周辺の東シナ海で釣り上げられ、南さつま市笠沙町のいけすで、約1カ月間育てられていました。 現在、全長30センチほどですが、3年で約60センチに成長するということです。 来場者 「きれいだった」 「すごい速い勢いで動いているので、大水槽でゆったり泳ぐ魚が多い中で、このようなものが見られてよかった」 かごしま水族館 吉田明彦さん 「今回かなり良い状態で運び込むことができたので、頑張って2年、3年と飼育を続けていきたい」
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