【追悼】ホリエモンを巡って断交したナベツネに田原総一朗が最後に話したかったこと
■ 最後に話したかった「対米従属」からの脱却 ナベツネさんが亡くなってしまったことはとても寂しい。残念に思います。 ナベツネさんには、なんとかもう一度会いたかった。会ってくれなかったけどね。対談は何度も申し込んでいたが、いろいろと理由をつけて断られてしまっていた。 もし、最後に会うことができていたら、やはり一番意見の異なる「対米従属を止めるために軍事力を増強する」という考えについて、意見を交わしたかった。 僕は日米関係を考える上では、中国問題が非常に重要だと思っている。今後は米中対立が激化し、下手すると第三次世界大戦になる可能性もある。 中国を持ち上げるわけではないが、中国との外交で米中対立をなくす、という方向性で外交をやるべきだ。これにはきっとナベツネさんも賛成してくれるはずだと思っています。
田原 総一朗