『天下一品』と『ピザハット』のコラボ「こってり風ラーメンピザ」は旨いのか? 実際に食べてみた! #食楽web #ピザハット
まずはフタの上に貼られていた、こってり風ソース(ラーメンソース)を軽く味見してみます。封を切ってひと口。この甘味と動物性の濃い旨みは、確かにラーメンのスープに入っているような味わいです。『天下一品』の「こってり」のスープの雰囲気は、遠くではないけど近いわけでもない絶妙な距離感があります。
ソースの確認を終えたところで、先にピザだけ食します。既に切れ目が入っていて、簡単に8分の1カットが手に取れます。では、いただきます! 最初に感じたのは麺の細くてぷにっとした食感と、ほんのりネギの味。チージーさはないけどチーズから来ているであろうコクと旨み…いや、ラーメンスープ的な旨みと土台のピザ生地の味わいなのか? チャーシューは薄切りで下味がついており、まさに「ラーメンのチャーシュー」な味わいです。 端(外縁側)はピザ生地のクリスピー感が残り、香ばしさとサクサクした食感。麺にも焦げが入り、中央部とはまた違う乾いた食感になっています。何だろう、ピザを食べたはずなのに全くピザを食べた気がしない。ラーメン味の焼きそばパン、それもすごく美味しいやつをペロッと平らげた感覚です。そう、美味しいんです……。
続いて2枚目。今度はこってり風ソースをかけていただいてみます。ソースの甘味とコクのある旨み、ソース自体の水気が、ピザのラーメン的な旨みと味わいをどんと強化させる感じでしょうか。「美味しんだけど…自分、今何を食べてるんだっけ? ああ、ピザか!」っと何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、もう“ピザのような何か”を食してる感じです。そして、食べ終えるとすぐにもう1枚食べたくなってしまう不思議な感覚です。
ひとりで食うには決して少なくはないMサイズのピザを、気が付けばあっという間に半分を食べ、レンチンで温め直して残り半分もあっという間に完食。結局、最後まで何ともいえない不思議な感覚から抜け出せませんでしたが無事完食。ごちそうさまでした!