【REPORT】SUPER JUNIOR イェソン&SHINee オンユら「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO」に集結!福本大晴はKARAのヒップダンスを披露
9月28日に東京ガーデンシアターで「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO ~Shining Moments~」が開催され、SUPER JUNIORのイェソン、SHINeeのオンユ、OCTPATH、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、福本大晴、MAMAMOOのムンビョル、MAVE:がパフォーマンスを披露。MCとしてKARAのジヨン、オープニングアクトとしてDreamNoteが登場した。 【写真】「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO ~Shining Moments~」のステージショットはこちら 韓国からは、K-POPを世界に広めたレジェンドグループSUPER JUNIOR、SHINee、MAMAMOOからソロアーティストとしても活躍するイェソン、オンユ、ムンビョルが登場。また、昼公演には話題のバーチャルガールズグループMAVE:が映像でパフォーマンスを見せた。 日本からは、活動の場を韓国やアジアに拡げているOCTPATHとBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが出演。スペシャルステージとして、OCTPATHはK-POPのカバー曲を、BALLISTIK BOYZはムンビョルとコラボをして会場を沸かせた。また、ソロアーティストとして歩み始めたばかりの福本大晴は、「IDOL RADIO」名物の「ドルラ4カット」(ポーズをしながら4カットの写真を撮る)に挑戦するなど、初の合同イベントを満喫。K-POPファンに支持される「IDOL RADIO」らしい多彩なラインナップで観客を魅了した。 イェソン、秋に似合う多種多様のバラード曲で会場を癒す 昼公演のトリと夜公演のトップを務めたのは、イェソン。いつものように「お元気ですかぁー! SUPER JUNIORの兄さん、イェソンです」と挨拶して始めたステージは、「昼と夜で、曲も衣装も変えました。さらに、顔が見えないと言われたので昼公演の後に髪を切りました」と気合が入っている様子だった。 「最近は日本のファンに会う機会がなかなかなかったので、お会いできてうれしいです。SUPER JUNIORは『SUPER SHOW SPIN-OFF : Halftime』を終えました。日本ではやらないの?ときかれますが、しっかり準備して来たいので、がっかりしないでもう少しだけ待っていてください。でも1ヶ月以内に僕がアルバムをリリースするので、僕にはまたすぐに会えるはず」と今後の活動にも言及。 日本語曲の「いま会いにゆきます ~If You~」(昼公演)や「Because I Love You ~大切な絆~」(夜公演)から、優しさ溢れる「A Letter in The Wind」(昼公演)、スローバラードの「Scented Things」(夜公演)、ポップバラード「Like Us」やミドルテンポのロックバラード「Slide Away」まで、「秋が感じられる曲を選んだ」という多種多様のバラード曲で柔らかな歌声で癒しを与えてくれた。 オンユは「おかえり」の声に迎えられ、新曲初披露で「幸せ!」 昼公演のトップと夜公演のトリを務めたのは、オンユ。しばし活動を休んでいたONEWが「ただいまー!」と元気に声をかけると、会場からは大きな「おかえりー!」の声が返ってきた。 9月3日に韓国でリリースしたばかりのミニアルバム「FLOW」のタイトル曲「魅力 (beat drum)」を日本初パフォーマンスしたが、ラップまで聴かせて新鮮な印象を与えた。さらに同アルバムの「月火水木金土日 (All day)」では曲中でファンが一緒に歌う部分を練習して臨むと、マイクを向けた会場からの大合唱に「楽しい! 最高! 皆さんに会って一緒に歌って、世界で一番気分がいい!」と満足げな笑顔を見せた。 さらに得意なジャンルの曲というバラード曲「Your Scent」を歌い上げると、昼にはポップチューンの「DICE」、夜には壮大な「O(Circle)」と、カラーの異なる幅広い音楽を聴かせた。 ムンビョル「私にとってのアイドルだった先輩と同じステージに立てることは夢」 「IDOL RADIO」の放送で1ヶ月間「ハムスターDJ(ハムディ)」という愛称でラジオDJを担当したこともあるムンビョルは、ダンサーたちを従えた華やかなパフォーマンスでファンを楽しませた。 活動を終えたばかりの最新曲「Is This Love?」からライブをスタートさせると、「Memories」(昼公演)、「ddu ddu ddu」(夜公演)で変化を付けた後は、「TOUCHIN&MOVIN」「C.I.T.T (Cheese in the Trap)」とキュートでポップな楽曲でまとめた。 K-POP第3世代のムンビョルは、「音楽番組に出演すると後輩ばかり」だと言うが、「今日は先輩が多くて、いつもと違う。SUPER JUNIOR先輩の曲は昔からたくさん聴いていたし、SHINee先輩の『Replay』はオーディションで歌った。KARA先輩の曲も練習生時代に歌いました。私にとってのアイドルだった先輩と同じステージに立てるなんて、今回の公演は夢のよう。皆さんも夢を叶えてくださいね」と憧れの先輩との共演を感慨深げにファンに語った。 話題のバーチャルガールズグループMAVE:が登場 最近、バーチャルアイドルが第5世代K-POPシーンの新しいキーワードとなり、注目を集めている。日本でも「Rakuten GirlsAward 2024 A/W」に出演し話題となった韓国のバーチャルボーイズグループPLAVEが『IDOL RADIO』ソウルコンサートで、初のオフラインライブを披露したが、今回は、バーチャルガールズグループのMAVE:が登場。 目の前でパフォーマンスしているかのようなリアルな映像で「WONDERLAND (IDYPIA)」と「What's My Name」を歌い、トークまで披露した。 福本大晴が合同イベント初参加アイドルらしいキラキラなステージを展開 6月22日に公式ファンクラブを立ち上げソロアーティストとしての活動をスタートさせた福本大晴は、合同イベントに初参加となったが、「I wanna meet U」を歌い終わると「アイドルやってます! 福本大晴です!」と自己紹介。会場を福本のイメージカラーのオレンジのペンライトで埋めたファンを見て「うるっときました。応援しにきてくれて、ありがとう!」と感謝を伝えた。 「韓国文化が好きで、韓国語も独学中」という福本。ジヨンとのトークでは、本人を前にKARAの「ミスター」のヒップダンスを披露して会場を沸かせた。また、「IDOL RADIO」名物の「ドルラ4カット」に挑戦。アイドルらしいかわいいポーズでファンの歓声を集めた。「EveryBirthday」では「大好き?」「皆の好きな人は?」と会場に問いかけファンとのコール&レスポンスを楽しむと、「SUPER LADY FIRST」(昼公演)、「Egoistic Halloween」(夜公演)ではセクシーな魅力を見せつけるなど、誰よりもアイドルらしさ全開のキラキラ輝くステージングで会場を盛り上げた。 BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEはMAMAMOO ムンビョルとコラボ タイでも活動するBALLISTIK BOYZは、自曲のほかにMAMAMOOの「Sleep Talk」でムンビョルとコラボした。この日が初対面だというBALLISTIK BOYZに「カリスマがスゴイ!」というムンビョル。 MAMAMOOの「Sleep Talk」を選んだ理由を砂田は、「シンプルに好きというのが一番の理由です。日本語の楽曲なのでコラボしたかった」と述べた。「女性のキーの曲を歌う機会はなかなかないので、お風呂で練習しました」という松井だが、EXILE TRIBE初の全員がマイクを持つグループだけに、一人ずつボーカルが移っていく構成で、ムンビョルがラップパートに加わった。 OCTPATHはサランへゲームでメンバーにバックハグ! OCTPATH加入前に韓国で活動していた西島が、「『IDOL RADIO』に出演させていただいたことがあります。日本でもイベントに出演させていただき光栄です。今回は、『IDOL RADIO』でよくやっているサランへゲームに挑戦したい!」と切り出すと、メンバーたちはノリノリでかわいいカチューシャを頭に付けて、四谷→古瀬→西島→太田→栗田→海帆→高橋→小堀の順にメンバーをバックハグ。 全員が「サランへ(愛してる)」と言えればミッション成功となるが、栗田が海帆のほっぺたにチューしたり、海帆が高橋をお姫様抱っこしたりの迷走にファンは大熱狂。最後は全員がギュっと集まって「サランへ」と叫んで成功を勝ち取った。 パフォーマンスでは、SuperMの「Jopping」のカバーステージを披露し、その実力の高さで会場を圧倒した。 第2世代、第3世代のベテランアイドルによるスペシャルトークも! パフォーマンスだけでなく、ラジオ番組「IDOL RADIO」らしく、ジヨン、イェソン、オンユ、ムンビョルによるスペシャルトークも設けられた。 昼公演ではMBCの音楽番組秘蔵の過去映像が公開され、イェソンが「SUPER JUNIORが『U』を歌っていたころは、メイクではなく髪を立てるのに時間をかけた。髪の高さはプライドの高さだった」というトークに会場が爆笑。思い出話に花を咲かせ、「このメンバーでMBCの年末音楽番組にプロジェクトグループとして出演したいですね。4人のキャリアを足すと64年!」とジヨンが言うと、イェソンが「男女2人ずつなので、グループ名はトゥートゥーがいい」と言って盛り上がった。 夜公演では第5世代アイドルの必須項目ダンスチャレンジに挑戦。K-POPの名曲SUPER JUNIORの「Sorry,Sorry」とSHINeeの「Ring Ding Dong」をイェソンとオンユが一緒に踊るという貴重な場面も見られた。イェソンは「昔の映像を見てアイドルである自分を思い出しました。アーティスト活動や俳優活動、さまざまなことをしましたが、改めて思い出すとアイドルが一番良かった。僕が一生アイドルでいられるように、皆さん、応援してくださいね!」とファンに懇願。 そして最後に「IDOL RADIO」名物の「ドルラ4カット」で記念撮影をしてコーナーを締めた。 グループとしてもソロとしても長きに渡りファンに愛されているK-POP第2世代、第3世代アイドルを核に、日本のアイドルグループとのケミストリーが楽しめるイベントとなった「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO ~Shining Moments~」。 第5世代のアイドルグループを集めた合同イベントが多い中、老舗K-POP番組らしい一味違ったラインナップで、ファンに感動と懐かしさを与えるステージとなった。世代を超えて愛され続けるアーティストたちの魅力が存分に発揮された本イベントは、K-POPの歴史の重みと進化を体感できる貴重な機会となった。 取材・文/坂本ゆかり ■公演概要 「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO ~Shining Moments~」 日時:2024年9月28日(土) 会場:東京ガーデンシアター 主催: K Tomo、mediba、ロイヤリティ マーケティング 企画・制作:MBC ★セットリスト 【DAY LIVE】 KARA ジヨン ・好きな人がいること SHINee オンユ ・魅力 (beat drum) ・月火水木金土日 (All day) ・Your Scent ・DICE MAMAMOO ムンビョル ・Is This Love? ・Memories ・TOUCHIN&MOVIN ・C.I.T.T (Cheese in the Trap) MAVE: ・WONDERLAND (IDYPIA) ・What's My Name 福本大晴 ・I wanna meet U ・EveryBirthday ・SUPER LADY FIRST OCTPATH ・FUN ・Jopping (SuperMカバー) ・OCTAVE SUPER JUNIOR イェソン ・いま会いにゆきます ~If You~ ・A Letter in The Wind ・Like Us ・Slide Away 【NIGHT LIVE】 KARA ジヨン ・好きな人がいること SUPER JUNIOR イェソン ・Scented Things ・Because I Love You ~大切な絆~ ・Like Us ・Slide Away MAMAMOO ムンビョル ・Is This Love? ・ddu ddu ddu ・TOUCHIN&MOVIN ・C.I.T.T (Cheese in the Trap) 福本大晴 ・I wanna meet U ・EveryBirthday ・Egoistic Halloween BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE ・HIGHER EX ・Sleep Talk (MAMAMOOカバー with ムンビョル) ・Animal ・Drop Dead SHINee オンユ ・魅力 (beat drum) ・月火水木金土日 (All day) ・Your Scent ・O (Circle)
Kstyle編集部