男子バレー、再建を託す次期監督は外国人監督がベストか?
実力の拮抗している近代バレーにおいて、情報戦をいかに制するかも重要なキーワードだ。 データバレーの最先端を行くイタリアなどは、アナリストを5人も揃える。日本は今大会には、臨時に一人が加わり新しく動作解析まで行ったが、山本氏は、「世界のデータバレーは、例えばサーブでターゲットを狙うとき、どこの誰を狙うということだけでなく、その選手の、右腕なのか、左腕なのか、足元なのか、狙う部位までデータを拾って綿密に狙わせている。日本は今回、動作解析を入れたが、練習の修正には生かすことができるが、試合中には必要がない。試合中に瞬時にデータを生かすためには、もう少し人数が必要」と、提言する。やらねばならないことは山積みだが、いずれにしろ4年しか時間がない。知恵を出し合い、タブーを排除し、オールニッポンで再建に乗り出さねばならない。