テイラー・スウィフト、エジンバラ公演で「The Bolter」など新旧楽曲を初めてライブで披露<6/10訂正>
現地時間2024年6月8日にテイラー・スウィフトが初めてライブで演奏した楽曲の一つ、「The Bolter」の歌詞にあるように、スコットランドのエジンバラで行われた【The Eras Tour】公演の来場者にとっては“なんて魅力的な土曜日”だったことだろう。 スコティッシュ・ガス・マレーフィールド・スタジアムで開催されたこのコンサートは、同ツアーの98回目の公演だった。セットリストに組み込まれているアコースティック・セクションでは、懐かしい楽曲から最近のものまで曲目が常に変化するが、この日テイラーがチョイスしたサプライズ曲は特に予測不可能な組み合わせだった。 まず彼女は、ギターを弾きながら新曲の一つ、「The Bolter」を披露した。この曲は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で6週連続1位を獲得している2024年のニュー・アルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』(TTPD)のアンソロジー盤に収録されている。 ある女性が、“(いくらでも男たちの)心を乱すことができる”、そして“逃げることは自由になること”だと悟るまでの物語を歌ったこの楽曲の次にテイラーが披露したのは、2017年の『レピュテーション』に収録されている「Getaway Car」(逃走車)だ。 今年2月に「今後もアコースティック・セットで可能な限り創造性を発揮する」という意向を発表して以来、【The Eras Tour】の海外公演では、テイラーがサプライズ・ソングのコーナーで熟考を重ねたマッシュアップを披露するのが恒例となっている。 土曜日のエジンバラ公演では、「The Bolter」と「Getaway Car」のマッシュアップに続き、「All of the Girls You Loved Before」(2019年の『ラヴァー』からのアウトテイク)と、覚えている人は少ないだろうとテイラーが予想していた「Crazier」をピアノを弾きながら披露した。「Crazier」は2009年の映画『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』のサウンドトラックにのみ収録されているレア曲だが、スタジアムの観衆は問題なくコーラスを彼女と一緒に大合唱し、歌詞を覚えている人の多さにテイラーは、「オーマイゴッド」と笑いながら感心していた。 ※記事初出時、内容に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。