リヴァプールでの活躍から北アイルランド代表の主力へ キャリアが変わったブラッドリーの1年「夢が叶った」
リヴァプールでは右サイドバックとしてブレイク
今季のリヴァプールでは多くの若手がブレイクを果たしたが、その1人が20歳のMFコナー・ブラッドリーだ。 リヴァプールでは右サイドバックを担当しているが、より攻撃的な右サイドハーフにも入れる。トレント・アレクサンダー・アーノルドとは異なる縦への推進力をプラスできる選手で、今季はプレミアリーグ11試合に出場。チェルシー戦では1ゴール2アシストの結果を残すなどブレイクした。 代表の方でも、ブラッドリーはすでに北アイルランド代表の主力だ。北アイルランド代表では右サイドハーフに入る機会が多く、先日行われたアンドラとの親善試合では2ゴールを記録。リヴァプールでのブレイクから、北アイルランド代表でも存在感を強めている。 英『Belfast Telegraph』にて、ブラッドリーも良いシーズンになったと手応えを口にする。 「シーズンの終わりとしては、少し残念なところもあったかな。チームとして複数のタイトルを望んでいたからね。それでも個人的には素晴らしいシーズンだった。この1年で夢が叶った。来季に向けてさらに向上していきたい」 来季からは指揮官がアルネ・スロットに代わるが、ブラッドリーは来季も貴重なピースとなるだろう。攻撃的な右サイドバックとして楽しみな存在で、縦へ仕掛ける力は本物だ。
構成/ザ・ワールド編集部