【マイルCS・玉木の特注馬】状態の良さには太鼓判を押せるソウルラッシュ 陣営「上積みはたっぷり」
◆第41回マイルCS・G1(11月17日、京都・芝1600メートル) ソウルラッシュ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)が悲願のG1勝利に向け、万全の態勢を整えてきた。前走の富士Sは、3日間開催後の土曜競馬で、厩舎のパターンで月曜に最終追い切り。担当の橋口助手は「馬が落ち着きすぎてましたね」と、いつもとリズムが違ったことを明かす。 【データで見る】ソウルラッシュの成績、血統 1週前追い切りは団野大成騎手が騎乗し、栗東・CWコースで僚馬を3馬身追走して、6ハロン81秒4―10秒8で6馬身先着。橋口助手は「鞍上は『まだ緩い』と言ってましたが、あれだけ動いて緩いと感じるのかと。わりと硬めな馬なので、緩くて問題ないです」と意に介さない。 10日の坂路でも56秒を切るぐらいのつもりが、54秒5になったそうで「自分の体感以上に時計が出るようになっているし、上積みはたっぷり。数を使っていないので、馬はメチャメチャ若々しいです。去年(2着)と遜色ないし、状態は言うことないですよ」と胸を張った。週末の京都は今のところ曇り予報だが、雨が降ればチャンスが広がる。(玉木 宏征)
報知新聞社