男子マラソン大迫傑 東京五輪6位の自身超えへの意欲は「秘密でお願いします」 過去の五輪との心境の違いは「あまり変わりはないような気がします」
パリ五輪の男女のマラソン日本代表が8日、男子10日、女子11日の号砲を前に、オンラインで会見を行った。 【写真】オンラインで取材に応じる大迫傑 3大会連続の五輪出場で、マラソンでは2大会連続となる大迫傑(ナイキ)は「非常に順調にトレーニングできている。いつものレースと同じように、しっかり自分の力を出し切るみたいなところを心がけて走れればいいかな。結果はどうなるかわからないけど、精いっぱい8月10日の8時にいい気持ちでスターラインに立つことが、まずはあと2日の目標になる」と心境を語った。東京五輪6位という自身の成績を超えたい気持ちがあるかを問われると「どうですかね。これを言うと、メディアでパパッとうまく書かれてしまうので、秘密でお願いします」と明かさなかった。 過去に出場した五輪との心境や捉え方の違いについては「どの大会もベストな準備を心がけてやってきている。今回もいろんな大会と同様にいい緊張感で、そしてある種しっかり走りきれるかなという不安だったりとか、もしくはどういった走りができるかなっていう期待感っていうのは、同様に持っている。あまり変わりはないような気がします」と変化がないと説明。世界的にもあまり類を見ないアップダウンの激しい難コースには「どういった自分自身の柔軟性を持って走っていくかっていうのが、より大事になるかな」と攻略のポイントを挙げ「もちろん経験も生きてくるし、経験しなかったことも起こるだろうし。ただ、大事なのは、常にポジティブな選択をしていくことだと思うので、今回もそれができたらいい」と話した。