【2023年の日本車】 2000万超の高級ミニバンから日本が誇る軽自動車まで一挙ご紹介!
高級車のカタチを変える、レクサスの最上級ミニバンなどが登場
日本の経済を大きく支えている自動車産業。そんな我らの誇りでもある日本車は2023年も魅力あるクルマを登場させた。今回はそのなかで、注目のミニバン&軽自動車を紹介する。また、最後に2023年下半期に登場したモデルたちを一挙紹介する。(Motor Magazine2024年1月号より/文・岡本幸一郎) 【写真はこちら】2023年に登場した国産ミニバン&軽自動車(全12枚)
レクサス LM 2023年10月19日発表
もともと海外では販売されていたレクサスLMの正式な国内導入は初となる。「ラグジュアリームーバー」として、日本仕様はショーファードリブンに特化され、4人乗り仕様のみをラインナップ。後席は48インチ大型ディスプレイや1列目とのパーティションを装備する。価格はなんと2000万円だ。
トヨタ アルファード/ヴェルファイア 2023年6月21日発表
その名を知らない者はいない、と言っていいほど大人気のミニバンであるアルファード/ヴェルファイアがフルモデルチェンジ。歴代で初めてアルファード/ヴェルファイアで走りの個性が差別化された点がポイントだ。現状は価格帯が高めのグレードのみの設定で、ボディカラーの選択肢も限られる状況ながら、納期が大変な長さになっているのには驚く。
ホンダ オデッセイ 2023年12月7日
2013年に登場した5代目オデッセイは生産拠点だった狭山工場の閉鎖にともない、2021年末をもって国内の生産は終了していたが、まさかの再販売という展開となった。中国の広汽本田汽車で現地生産される車両を輸入するかたちで、日本市場で復活を果たす運びとなった。従来型よりも後席の快適性を高めるなどの商品力強化が図られている。
ホンダ N-BOX 2023年10月5日発表
新型N-BOXの車両価格は164万8900円~188万1000円、カスタムシリーズは184万9100円~236万2800円。 初代登場からほとんど姿を変えずに進化を続けるN-BOXが3代目へバトンタッチ。キープコンセプトながら、とりわけ動的質感を大幅に改善した。軽スーパーハイトワゴンと思えない落ち着いた上質な走りを手にした新型は、今後もトップの座を譲ることはないだろう。なお、福祉車両のN-BOX スロープも同時に発売され、こちらの価格帯は184万4000円~218万8000円となる。