【図】福島原発事故 避難指示区域の指定状況は?(2016年7月12日現在)
東京電力福島第一原発事故で福島県内に出された避難指示で、南相馬市の大部分が7月12日に解除されました。 【図】福島第一原発事故から5年 避難指示区域の指定の状況は? 避難指示区域には、放射線の年間積算量が50ミリシーベルト超で、5年たっても20ミリシーベルトを下回らない見込みの「帰還困難区域」、20ミリシーベルトを超える恐れがある「居住制限区域」、20ミリシーベルト以下になることが確実とみなされた「避難指示解除準備区域」の3つがありますが、今回南相馬市で解除されたのは、比較的線量の低い居住制限区域と避難指示解除準備区域。帰還困難区域は残ります。
今年に入ってからは6月12日の葛尾村の一部、6月14日の川内村に続くもので、現行の避難指示区域に再編されて以降は、2014年4月の田村市、同10月の川内村のぞれぞれ一部、2015年9月の楢葉町と解除されていき、自治体としては5件目となります。