FA投手の持ち球ベスト9に菊池雄星のスライダーと佐々木朗希のスプリッター MLB公式が特集
MLB公式サイトが16日(日本時間17日)、今オフFA市場に出ている投手の持ち球ベスト9を特集し、菊池雄星投手(33=アストロズFA)のスライダーと佐々木朗希投手(23=ロッテ)のスプリッターが選ばれた。 菊池は7月にブルージェイズからアストロズにトレードで移籍し、その後の10試合で5勝1敗、防御率2・70。移籍後の快投の鍵になったのがスライダーだったと指摘し「スライダーの割合をそれまでの17%から37%に増やし、今季200奪三振を達成したのもこのスライダーのおかげ」とした。 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指すことに決まった佐々木のスプリッターについては「彼はまだメジャーで1球も投げていないが、来季デビューすれば彼のスプリッターはメジャーベストの球になる」と評価。「日本プロ野球のデータでは、空振り率57%。MLBでも手の付けられない球になる可能性があり、日本人メジャー投手の中でもスプリッターはベスト」とした。