「売り上げ」と「在庫」から有望銘柄を探し出す四季報テク
「売り上げ」と「在庫」が望ましい関係性にある銘柄を、会社四季報オンラインで抽出するためのテクニックをご紹介します(写真:HIT1912/PIXTA)
前回(11月6日配信)の本連載 では、「売り上げ」と「在庫」という、企業活動の根本となる2つの情報を用いた、銘柄選別方法を紹介しました。 あらためて説明すると、企業は下図の【1】から【4】までに分類される、4つのいずれかの状態に該当します。このうち、【1】売り上げ「増」、在庫「減」の段階にある銘柄への投資が注目されます。 詳細は 前回の本連載 を読んでもらいたいのですが、企業の販売計画に基づく製造や仕入れを上回る売り上げが実現した可能性があるため、こうした企業は将来の業績上方修正が期待されます。 今回は、まずは【1】売り上げ「増」、在庫「減」の段階にある銘柄の株式パフォーマンスがどの程度優れているのかを確認します。そして、「会社四季報オンライン」のスクリーニング機能を使って、【1】に該当する銘柄の探し方を説明します。
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吉野 貴晶