運送車・公道最速伝説。頭文字はたぶんP!『プニヒ運輸(仮)』で「まさかそれでレースすんの?」って車を使い爆走しろ!【東京ゲームダンジョン6】
筆者は実は昔、配達業やってたんです。すごく大変な仕事でした。その経験を元に、Game*Sparkでも配達が主なゲームプレイである『DEATH STRANDING』のちょっとした記事を書いたりしたこともあります。 【画像全8枚】
最近のインディーゲームを見ていると、「おお、こんな日常生活を題材にしたりこんなゲームになりにくそうなテーマでもゲームになるんだな」というタイトルが増えていて楽しくなります。筆者なんかは『Lake』のような配達業がテーマになったゲームを見かけるとつい気になっちゃうんです。
そんなことを思いながら東京ゲームダンジョン6を歩いておりますと、なんだか「普通のゲームぽいけど普通じゃないなにか」としかいえないオーラのあるゲームが。なになに? ……『プニヒ運輸(仮)』? まさかついに日本でも運送業が題材となったゲームが出てきたのか? でも他の人が遊んでる画面を見るとトラックがドリフトしてるんだけど!
醒めちまったこの街に……熱いのは……プニヒ達の(一応の配達の)DRIVING……
いきなり実際の配達作業中でやったら即座にクビそれどころか警察沙汰なドライビングシーンに衝撃を受けましたが、とりあえず本作のジャンル自体はレースゲーム。しかし、扱う車はほぼバンやトラックなどの一般車。まるで地方の道路で見かける風景がそのままレースになったような世界なのです。
いや、実は車道が空いている地方のほうがガチガチにチューンナップした車が登場する率は少なくないんですけども。それはともかくとしてなぜに一般車でレースをしているのか?
日本で20代の自動車保有率が45%前後になり、また収入としても高額なスポーツカーを購入するのが難しくなった時勢を反映しているのか? と思わなくないですが、そういうことでもないようです。
この世界が特殊なのは、どうやら「プニヒ」という丸いゆるい生物が支配している世界ということ。たぶん人類の歴史が終わり、プニヒの世界なら配達用の車でドリフトしてもレースしても捕まらないってことでしょう。たぶん。
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