アーセナルは前半で逆転成功も数的不利に…王者マンCが後半ATの劇的弾で2-2痛み分けドロー
[9.22 プレミアリーグ第5節 マンチェスター・C 2-2 アーセナル] プレミアリーグは22日に第5節を行った。マンチェスター・シティとDF冨安健洋が所属するアーセナルは2-2のドローとなった。 【写真】「めっちゃカメラに抜かれてた」「それにしてもかわいい」“勝利の女神”が再び降臨 王者シティは唯一の4連勝でホーム戦に臨んだ。一方、アーセナルも無敗を継続。冨安ら主力を欠きながらも、前節はトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”で白星を飾った。 前半9分にスコアが動く。FWサビーニョからのスルーパスを受けたFWアーリング・ハーランドがそのまま相手の最終ラインを突破しながらシュートを決め、シティが先制ゴールを手にした。ハーランドは全5試合で得点を挙げ、今季リーグ戦10点目。公式戦105試合目で通算100ゴール目に到達した。 先制したシティだが、前半16分にアクシデント。MFロドリが右ひざを痛めて負傷交代し、MFマテオ・コバチッチが投入された。 前半22分、アーセナルが同点に追いつく。MFガブリエル・マルティネッリが左サイドからマイナス方向に戻したボールを、この試合がプレミアリーグ初先発のDFリッカルド・カラフィオーリが左足ダイレクトシュート。鋭く右巻きの回転がかかったボールはゴール右隅に突き刺さり、1-1とした。 さらにアーセナルは前半アディショナルタイム1分過ぎに逆転。右CKをMFブカヨ・サカが蹴ると、DFガブリエル・マガリャンイスが頭で押し込み、試合をひっくり返した。だが、前半終了間際にファウルをしたFWレアンドロ・トロサールが直後にボールを蹴ったことで2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。 数的優位に立ったシティは猛追するが、アーセナルからゴールを奪えない。すると試合終了直前の後半アディショナルタイム8分過ぎに待望のゴール。左のショートコーナーからMFジャック・グリーリッシュがボールを運び、マイナス方向に折り返したところをM・コバチッチがシュート。ゴール前で混戦になるが、最後はDFジョン・ストーンズが押し込んだ。 王者の劇的ゴールで試合は2-2のドロー。勝ち点1を分け合う形となった。