センバツ高校野球 JOSO 1500人、心一つに /茨城
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する常総学院(土浦市)で11日、記念の人文字の撮影があった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 同校の1、2年生と付属中学校の1~3年生、教職員ら計約1500人が参加。生徒と教職員で考案したバットとボールをあしらった「JOSO 96」の文字を、えんじ色のブレザーや白のワイシャツなどを使って描いた。午後0時40分ごろ、毎日新聞社のヘリコプターが撮影のために飛来すると、生徒らは手を振りながら人文字を完成させた。 2~3月に3回撮影を試みて雨天により延期となっていたため、中心となって準備を進めた野球部の荒木大輔コーチ(29)は、「4度目の正直。これで甲子園に行けます」と表情を緩めた。 「学校全体で応援する気持ちが表れたと思う。現地でも選手たちと一体感を持って応援したい」と生徒会長の中島ティワン宗さん(2年)。渡辺翔太副主将(同)は「野球部のために寒い中集まってくれた。応援に応えられるよう、全力を尽くしたい」を決意を述べた。【川島一輝】