舛添都知事会見「第三者」人選決まる(全文1)弁護士名は調査終了後に公表
政治資金をめぐる公私混同疑惑が次々と報じられる東京都の舛添要一知事が、27日午後2時から定例会見を行った。 【中継録画】舛添都知事が午後2時から会見 「第三者」の人選は決まる 前回20日の釈明会見では、さまざまな疑惑について「公平公正な第三者の調査結果を待ってから」と繰り返すだけで、最後まで説明することはなかった。25日にこの「第三者」として元検事の弁護士2人に調査を依頼したことを明らかにしたが、2人の氏名は公表していない。
定例会見、知事からの発表事項
TOKYO MX:都庁記者クラブ幹事社のTOKYO MXミシマです。舛添知事の定例会見を始めます。知事から発表事項についてお願いします。 舛添:はい。まず第1点でございます。今月31日、火曜日ですが、から、かつてパラリンピック選手で、先のロンドン大会でパラリンピック統合ディレクターを務めさせられたクリス・ホームズ卿が東京においでになりますので、お知らせをいたします。プロフィールはそちらにございます。私は31日にお会いして意見交換をいたします。先年10月のロンドン訪問の際には、ボランティア育成に向けた取り組みや子どもたちへの教育プログラムなど、東京大会を成功させるための貴重な意見をお伺いいたしました。今回も実りあるお話を伺えることを楽しみにしております。 午後からはシンポジウム、パラリンピック競技大会の成功に向けて、を開催し、パラリンピックを通じてイギリス社会はどう変わったかについて講演をしていただきます。また、障害者スポーツを専門とされております日本福祉大学の藤田紀昭氏をコーディネーターにお迎えしてトークセッションも行いますので、ぜひ多くの方に聴講していただきたいと思っております。 また翌6月1日、水曜日ですが、には、渋谷区立富谷小学校を訪問しホームズ卿のご経験を児童たちに直接語りかけていただきます。東京都ではこの4月から都内全ての公立学校で全国に先駆けまして、オリンピック・パラリンピック教育プログラムを展開しているところでございまして、障害者理解の教育を進める一助となるものであります。ホームズ卿の持つ知識や経験を提供していただき、多くの大会関係者や都民、国民と共有して2020年大会の準備をしっかりと進めていきたいと思っております。この件の詳細につきましては、オリンピック・パラリンピック準備局にお伺いしていただきたいと思います。 次でございます。中小企業による国内最大級のトレードショー、産業交流展2016の出店企業の募集を開始するので、お知らせをいたします。こちらにあるとおりです。今年度で19回目となります産業交流展を10月31日から11月2日までの3日間、東京ビッグサイトで開催いたします。今年度は出店規模を昨年度の900社から1350社へ大幅に拡大しまして、中小企業の出店機会の充実を図ります。 今日から首都圏の事業所を有します中小企業の出店募集を開始いたしますので、ぜひともこの機会を多くの中小企業の皆さまに役立ててもらいたいと思っております。なお、全国の中小企業を集めました全国ゾーンについても、昨年度より規模を大幅に拡大いたしまして、日本各地の産業活性化を目指す「ALL JAPAN&TOKYOプロジェクト」の一環として全国の道府県との連携を強化してまいります。この件の詳細は産業労働局にお尋ねいただきたいと思います。都政についての、幹事社さん、私のほうからの報告はそうでございますけれども、最後に、私の政治資金等に関することについて一言、申し上げたいと思います。 TOKYO MX:はい。幹事社から質問させていただきます。 舛添:はい。