4月に「福島再生塾」開講 浜通りに早稲田大未来創造センター 未来のまちづくり探る
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興と廃炉をテーマに研究活動している早稲田大ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターは4月、産学官で被災地の再生や未来のまちづくりについて考える「福島再生塾」を浜通りで開講する。松岡俊二センター長が29日、明らかにした。 福島再生塾の構成メンバーは、浜通りのまちづくり団体、企業、国立環境研究所、国際協力機構(JICA)などの関係者約50人程度を想定している。4月13日に富岡町文化交流センター「学びの森」で1回目の塾を開く。松岡センター長は「震災と原発事故から13年。広域的な観点から未来に向けたまちづくりを考えていきたい」と意義を語った。 早稲田大ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターは29日、富岡町、同町の建設コンサルタント業「ふたば」とそれぞれ連携協定を結んだ。