ドライバーの足元録画のレコーダー、韓国で注文急増…急発進事故、消費者に「車の欠陥」立証責任
【07月18日 KOREA WAVE】韓国でドライバーの足元を録画するペダルドライブレコーダーを設置するドライバーが急増している。今月1日に9人が死亡したソウル市庁駅の事故などで急発進に対するドライバーの関心が増しているからだ。 オンライン自動車用品販売サイトでは、ペダルドライブレコーダーがベスト販売品目のトップに上がっている。ある業者は「先月と比較して約30%売り上げが伸びた」と明かし、別の製造業者も「設置方法、価格、製品情報など問い合わせの連絡が殺到している」とうれしい悲鳴を上げた。 国立科学捜査研究院が扱う急発進の疑いがある事故の鑑定件数は▽2021年56件▽2022年76件▽2023年117件と毎年増えているが、車両の欠陥が認められたことは一度もない。 韓国では事故の際、消費者が車の欠陥を立証しなければならない。50代のドライバーは「一般人が自動車メーカーに訴訟で勝つのは不可能に近い。万一に備えるためペダルドライブレコーダーを検討している」と述べた。 40代のドライバーも「急発進事故はいつでも誰にでも起こりうる。後で悔しい思いをしないよう購入しようとい思う」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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