経典や餅を頭にかざしご利益を 五島市崎山地区の伝統行事「おもりさん」家内安全や健康を祈願《長崎》
NIB長崎国際テレビ
五島市の崎山地区で、今年1年の健康と豊作などを祈る伝統行事『おもりさん』が行われています。
『おもりさん』はその昔、平家の落人が畑に埋めたとされる経典を頭にかざすと、ご利益があったという言い伝えから行われています。
紋付、袴姿の役員らは禅寺でお祈りをしたあと、経典や餅、縁起物の梅の小枝を載せた箱を手に、地区の家庭をまわりました。 (地区の役員) 「家内安全、無病息災」
住民たちは軒先で手を合わせ、今年1年の家内安全や健康を祈願しました。 おもりさんは11日まで行われ、合わせて500軒をまわるということです。