【MLB】米公式サイトによるFA選手トップ25 ソト、バーンズ、スネルがトップ3 菊池は20位にランクイン
ワールドシリーズ終了から5日が経過する日本時間11月5日、FA選手と他球団との契約が解禁される。各球団が自軍のFA選手にクオリファイング・オファーを提示したり、各選手の契約に含まれるオプションを行使したりするのは、日本時間11月5日午前7時が期限となる。本格的なオフシーズンの到来を前に、米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者は今オフのFA選手トップ25を選出。アストロズからFAとなった菊池雄星は20位にランクインしている。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 1位に選ばれたのはもちろん、ヤンキースからFAとなったフアン・ソトだ。フェインサンド記者は「ソトほどの実績を持った選手が26歳のシーズンより前にFAになることは極めて珍しい。ブライス・ハーパーやマニー・マチャドが同じようなケースだったが、彼らは3億ドル以上の契約を手にした。ポストシーズンの活躍でヤンキースをリーグ優勝に導いたこともあり、ソトの価格はそれをはるかに上回るはずだ」とコメント。「多くの関係者は最低でも10年5億ドルの契約を手にすることを予想している」と伝えた。ソトがフィットするチームとしては、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキースの3球団を挙げている。 ソト以外にトップ10に選ばれたのは、2位から順にコービン・バーンズ、ブレイク・スネル、アレックス・ブレグマン、マックス・フリード、アンソニー・サンタンデール、ピート・アロンソ、ウィリー・アダメス、ジャック・フラハティ、タナー・スコットという顔ぶれ。9位のフラハティは「FAの先発投手がそれほど充実していないことを考えると、フラハティは昨年結ぶことができなかった複数年契約を手に入れることになるだろう」と予想されている。また、8位のアダメスの獲得候補にはブルージェイズ、ドジャース、ジャイアンツの3球団がリストアップされた。 11~20位には、11位から順にコディ・ベリンジャー(オプトアウト行使の場合)、シェーン・ビーバー、クリスチャン・ウォーカー、ネイサン・イオバルディ(オプション破棄の場合)、テオスカー・ヘルナンデス、マイケル・ワカ(オプション破棄の場合)、キム・ハソン(オプション破棄の場合)、カルロス・エステベス、クレイ・ホームズ、菊池雄星がランクイン。20位の菊池はアストロズ移籍後の活躍が評価され、「FAの先発投手のなかでは2番手グループに入る」との評価を受けている。また、15位のヘルナンデスは「昨年はドジャースと1年契約を結んだが、今年は複数年契約を狙うはずだ」と予想され、獲得候補にはブレーブス、ドジャース、レッドソックスの3球団が挙がった。 21~25位にはグレイバー・トーレス、タイラー・オニール、ショーン・マナイア(オプトアウト行使の場合)、マックス・シャーザー、ジュリクソン・プロファーがランクインし、次点はメッツからFAとなったルイス・セベリーノ。また、フェインサンド記者は「ボーナス枠」に佐々木朗希(ロッテ)の名前を挙げており、いわゆる「25歳ルール」の存在に言及しつつも「もしポスティング公示されれば、獲得可能な先発投手のなかでトップクラスの選手になるだろう」とした。