イ・ムジン、2ndミニアルバム「滿花」を発売“30代・40代になっても今と変わらず生きる”
シンガーソングライターのイ・ムジンが、2ndミニアルバム「滿花」について語った。 「満開の花」という意味を持つ2ndミニアルバム「滿花」は、青春の真ん中に立っているイ・ムジンの今をそのまま盛り込んでいる。 彼はタイトル曲「Coming Of Age Story」を通じて、青春時代に経験する悩みや感情の渦に向き合い、自ら答えを探していく話を自身だけの直観的な歌詞と個性的な歌声で伝えている。 2ndミニアルバムにはタイトル曲の他にも、社会に出て多様な関係を結んで経験することになる、表面に見える自分と内面のギャップをコミカルに表現した「Persona」と、理由が分からない尖った感情を抱く日について歌った「MUMU's Day」、青春の愛を歌った「Starlight」と「Two Of Us」、どこにも属せない空虚感を歌った「Translucent Stranger」まで、より多様化した楽曲を収録した。 また、様々なミュージシャンたちとのコラボを通じて多彩なジャンルの要素を各トラックに溶かし出し、そこに彼ならではの個性を加えた。 ―― 久しぶりにミニアルバムをリリースした感想を教えてください。 イ・ムジン:多くの曲を歌い、お届けできてとても嬉しいですし、その分頑張って準備しました。 ―― アルバム名が独特ですが、作品について紹介をお願いします。 イ・ムジン:「花が満開だ」という意味のタイトルで、それくらい素敵な時期に出会える話を込めたアルバムです。みんなそれぞれ輝く時期が違いますので、ターゲットとなる年齢は定めたくありません。 ―― 様々な収録曲の中で、タイトル曲を「Coming Of Age Story」に決めた理由があるでしょうか? イ・ムジン:一緒によく音楽制作をしてきた作家さんが送ってくださったトラックです。デモのタイトルもすでに決まっていて、当時僕はタイトル曲を制作していたにもかかわらず、この曲を聴いてこれをタイトル曲に決めました。この曲がメインであり、クライマックスになるようなアルバムになればと思いました。 ―― 1stミニアルバムとは違って、様々なミュージシャンと作業しました。他のミュージシャンと作業を始めたきっかけは何ですか?一人で作業する時と異なるところはありましたか? イ・ムジン:僕はもともとコラボ、共同制作がすごく好きなんです。1stミニアルバムは、その中に込められた意味が「大学生イ・ムジンが作った歌たち」でしたので、過去に同僚がいない時に、一人で一生懸命に作った楽曲が全部だったのですがが、今は一緒にやってくれる人がたくさんいて嬉しいです。一人でやる時より間違いなく気が楽で、他の人の世界をのぞいて、僕の世界を見せる共同作業をすると、音楽の勉強になることが一番大きな長所だと思います。 ―― アルバムを準備する過程で記憶に残っているエピソードはありますか? イ・ムジン:ミュージックビデオの撮影日に、予定になかった雨が降ってきて、小道具が追加され、ムードが少し変わったことが記憶に残っています。もともと良い作品には予想できなかった要素が一つ二つ入るものなので、良い映像になるだろうと思いました。 ―― アルバム全体を網羅するコンセプトが「青春」ですが、イ・ムジンさんにとって青春とはどのような意味を持っていますか? イ・ムジン:実は、よく分かりません。みんな20代が青春で、輝く時期だとおっしゃったので、そうなんだと覚えるように学びましたが、やりたいことがあって、やるべきことがあって、それらができる酸素があって、呼吸器に問題がなければみんな青春じゃないかと思います。時間が経ってみないと分かりませんが、僕は30代になっても40代になっても、今と変わらず生きていると思います。本当に僕の20代が輝いているのなら、僕の未来もそのままだと思います。 ―― アルバムを発売する前にファンと音楽鑑賞会を行いましたが、バスキング(路上公演)する時とは違う感じだったと思います。記憶に残っている反応はありますか? イ・ムジン:音楽を鑑賞するために時間を作って、高価で良い装備で準備された音楽をみんなで吟味する時間でした。本当に多くの人に必要なことだと思っていましたが、今回の音楽鑑賞会を通じて、うちのリモ(ファンの名称)の皆さんと一緒にすることができてとても嬉しかったです。出勤、退勤する時、登下校の時、その他の仕事をしながら流す音楽ももちろんとてもいいですが、音楽鑑賞のための時間を作る人が多くなるといいなと思います。音楽を聴くこと以外には何もしない「鑑賞」を共にすることができて嬉しかったです。 ―― 今回のアルバムで叶えたい目標は何ですか? イ・ムジン:時間が経って、時々思い出したら聴きたくなる音楽になってほしいと思います。 ―― 11月から全国ツアー「別冊付録」が開催されますね。 イ・ムジン:はい、ソウル、大邱(テグ)、昌原(チャンウォン)、釜山(プサン)、高陽(コヤン)の5都市で各2回ずつ公演が予定されています。時間があれば遊びに来てください! 僕は歌だけは素晴らしいです。見に来られる方々にとって良い思い出になったら嬉しいです。 ―― 最後に、今後の計画とファンの皆様に挨拶を一言お願いします。 イ・ムジン:今年の全国ツアーでも良い思い出をたくさんお届けしたいです。これからもよろしくお願いします。ありがとうございます。
チャン・ウヨン