【バドミントン】シダマツペアが逆転勝利で全日本初優勝まであと1勝 声援を力に…姉同士も“ペア”で客席からエール
◇第78回 全日本総合バドミントン選手権大会 (29日、武蔵野の森総合スポーツプラザ) バドミントンの日本一を決める大会で、パリ五輪・銅メダルを獲得した志田千陽選手と松山奈未選手の“シダマツペア”がフルゲームを制し、決勝進出を決めました。 この日の試合には志田選手の姉・裕喜子さんと松山選手の姉・友美さんが並んで観戦。手作りの応援うちわを持ってエールを送ります。この姉同士の“ペア“以外にも、観客席には手作りのうちわや名前入りタオルを持って応援するファンの姿が見られました。 試合は第1ゲームを奪われ、あとがないシダマツペア。第2ゲームは中盤までリードしますが、5連続で得点され逆転を許します。 すると観客席からは「シダマツ頑張れ~」という子どもの声や「シダマツ1本!」という声援が。 ここから4連続ポイントでシダマツペアが逆転し、第2ゲームを奪取。ファイナルゲームも6連続ポイントを奪うなど勢いに乗り、決勝進出を決めました。 試合を終えた直後、スタンドの姉に笑顔で手を振ったシダマツの2人。明日の決勝に向けて志田選手は「一球一球、心・気持ちを込めながら楽しくできたら」と話すと、松山選手も「楽しくやれたら結果はついてくる」とシダマツらしい“楽しむ”ことを掲げました。 2人は翌30日、全日本選手県での初優勝をかけて決勝に臨みます。