アンジェラ・アキと30歳になった中学生たち

『拝啓 十五の君へ～30歳になった私からのメッセージ～』（NHK総合　午後10時～10時44分）が10月2日（水）に放送される。 【写真】昔の合唱シーン 　2008年のNHK音楽コンクール中学校の部の課題曲として全国の中学生に歌われ、その後も多くの人に愛されるアンジェラ・アキの「手紙～拝啓 十五の君へ～」。 　当時、全国の中学生とアンジェラが交流を深めるドキュメンタリー番組がシリーズで放送され、中でも長崎・五島列島の中学生とのシリーズは、番組を元に小説や映画も作られ、大きな話題を呼んだ。 　また、五島の中学生たちが20歳のタイミングでアンジェラと再会する番組『拝啓 二十歳の君へ』も放送。その直後にアンジェラは活動を休止し、音楽家として新しい挑戦をするためアメリカへと旅立った。 　それから10年。アンジェラは南カリフォルニア音楽大学を経て、本格的にブロードウェイ・ミュージカルの世界で音楽家としての一歩を踏み出していた。そして当時「手紙」を歌った、五島列島の中学生たちは30歳を迎えた。 　アンジェラが「手紙」を作ったのは自身が30歳の時。今回、その時のアンジェラと同じ30歳になった彼ら・彼女らが東京・NHKのスタジオでアンジェラと再会を果たす。 　スタジオでは、アンジェラの呼びかけで「30歳の自分から15歳の自分に宛てて書いた手紙」を朗読してもらうことに。その中で、それぞれのこの15年の人生の紆余曲折がひもとかれていく。 　そして、日本を離れて10年、今年シンガー・ソングライターとしても再始動することを発表したアンジェラの今の思いも本人の言葉で語られる。 　さらに、アンジェラが音楽を手がけ、今年日本で上演されたミュージカル「この世界の片隅に」の秘蔵映像も。 　初めて出会ってから15年、それぞれが過ごしてきた人生の思いをのせて、アンジェラと30歳になった五島の中学生たちが声を合わせる「手紙～拝啓 十五の君へ～」。「手紙」という曲が、それぞれの人生を再びつないでいく。 　また、今回の番組に先立ち、過去に放送した番組の再放送も決定。15歳だった中学生が20歳、30歳と成長していく姿も必見だ。 ＜再放送予定＞ 『拝啓 十五の君へ 若松島編 ～歌と歩んだ島の子どもたち～』（2009年放送） NHK総合 2024年9月28日（土）午後4時30分～5時13分 2024年10月1日（火）午前2時06分～2時49分（9月30日（月）深夜） 『拝啓 二十歳の君へ～アンジェラ・アキと中学生たち 再会そして未来へ～』（2014年放送） NHK総合 2024年9月28日（土）午後5時13分～5時56分 2024年10月1日（火）午前2時49分～3時32分（9月30日（月）深夜） ※再放送は放送日時が変更になる可能性があります。