福島第一原発 現地取材レポート 「燃料デブリ」取り出しは、スタートラインに立った状態
このデブリ取り出しの今後について、東京電力のリスクコミュニケーター・高原憲一氏に訊いた。 「まだ燃料デブリにアクセスすることすらできていない。この状態から、最後の燃料デブリをしっかり取り出しを完了するというところまで、時間がかかることではありますけれども、安全を最優先にしながら、粛々と一歩一歩進めていきます。ようやくそこまできたと考えているところです」
以上の取材を受け、小永井アナは「デブリ取り出しに向けたスタートラインに立っているというような状態で、まだまだこれから今後数十年単位で時間がかかることが予想されるのですが、処理水の海への放出、デブリの試験的取り出しと、去年から今年にかけて少しずつ前には進んできているということを感じることができました」とレポートした。