【新日本】バラモン兄弟が新日マット初上陸で大暴れ! ケイがスクランブル復帰も…闘龍門時代の同期・石森太二に苦杯
新日本プロレスの石森太二(41)の特別興行「超人・石森太二は無茶をする」が12日に東京・新宿フェイスで行われ、バラモン兄弟(シュウ&ケイ)が新日本のリングに初降臨した。 【写真】バラモン兄弟のサポートを受け、田口隆祐が石森にボーリング攻撃! この日の大会は石森が一人で5試合するという特殊なスタイルで行われた。事前発表された1カードでは石森&KAGETORA(ドラゴンゲート)の闘龍門同期タッグの結成が決定していたが、対戦相手のチームは「X」となっていた。 もちろんここに入るのは同じく闘龍門9期のタッグチーム・バラモン兄弟しかない。2人はさも当然のように大量の水を吐きながら入場。シュウはマイクを握ると「新日本の皆さん、始めまして。残念ながら弟、欠場中なのよ。だから特別にタッグパートナー用意してきたんだよね」と、ケイの代役として田口隆祐ことバラモン・リュウスケを呼び込む。リュウスケはなぜか水を飲みながら入場してきた…。 試合が始まると、シュウはいきなりパウダーを対戦相手とレフェリーに投げつけ、わずか21秒で反則負け。当然のように再試合のコールが巻き起こると、場外カウントなし、反則裁定なし、完全決着ルールを提案した上で、ケイを復帰させての3対2ハンディキャップマッチを要求した。 なぜかこれが当然のように認められると、〝バラモン3兄弟〟はリング内外でバケツの水をぶちまけ大暴れ。鉄人アームを装着して石森に串刺しラリアートを連発すると、リュウスケも串刺しヒップアタックで追撃する。豚の頭とスーツケースを石森の股間に押し付け、恒例のボーリング攻撃を敢行した。 しかし、KAGETRORAに翻弄された3人はコーナーに追い込まれると、石森のボーリング攻撃で反撃を許す。最後はシュウの標識攻撃がケイに誤爆してしまい、石森に首固めで丸め込まれ、3カウントを奪われた。 試合後にマイクを握ったシュウは「石森! 何てことしてくれるんだ。弟復帰したのに、このまま病院送りじゃねえか。お前がこんなとこに引っ張り出すから、見なくていい人まで見ちまったじゃねえか」とイチャモン。報復を予告しつつ「死んで地獄に落ちて、今度生まれ変わったらウジ虫になるぞ!」と決め台詞で締めくくったかと思いきや、石森&バラモン兄弟のアイドル時代の名曲「キープオンジャーニー」が会場でかかったため、甚大な精神的ダメージを受けながら逃げるように退場した。
東スポWEB