新規事業に補助金はどう獲得?企業担当者が”先駆け事業”の見学ツアー【長崎県東彼杵町】
新しい事業の展開のためにどのような補助金を獲得できるのか。 既に補助金を活用して新規事業を進めている企業の見学ツアーが県内で初めて、行われました。 東彼・東彼杵町の茶畑の中に建つ建設資材会社 LTU東彼杵センターです。 補助金を活用し、4年前から木造コンテナハウスの製造に乗り出し、能登半島地震の被災地にも仮設住宅を供給しています。 19日は県中小企業診断士協会が見学ツアーを企画し、補助金を活用した新規事業展開に関心を持つ企業から10数人が見学に訪れました。 (株)富建 原田岳 社長 「こちらが(国の)事業再構築補助金で作った機械」「製造能力が飛躍的に向上した」 経営基盤強化のための研究開発や設備投資には様々な補助金制度がありますが、新規事業を展開したい企業側に十分に知られていないのが現状です。 どのような事業や設備にどのような補助金が使えるのか、参加者は企業が導入した機器などを見ながら理解を深めました。 参加者 「国の補助金とか金額は大きいが、その仕組み、申請をしていく部分とかものすごく難しい」「分かりにくいかもしれない、聞いてみると、ああ、なるほどというのは結構あるんですけど」 参加者はこの後、さらに2つの企業を見学していて、情報を持ち帰って役立てたいと話していました。
テレビ長崎