「執行猶予狙いか…」ガーシー被告が公判で見せた“覇気なし”姿のウラに待つ「未来予想図」
「完全に猫かぶってますね。芝居がクサすぎるんですよ…」 そう語るのはとある芸能関係者だ。 【写真あり…すごい】ガーシー砲”直撃”の新田真剣佑 ツーショットで見せた新妻の”カワイイ過ぎる”素顔 俳優・綾野剛らへの暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの罪に問われている元参院議員のガーシーこと、東谷義和被告の第3回公判が12月21日、東京地裁で開かれた。 今年6月に逮捕されてから、約3ヵ月に及んだ勾留生活で、体重は10キロ以上激減。9月の保釈時にはやつれ果てた姿を見せたが、この日の公判でもネガティブな発言を連発した。 被告人質問では、関西弁で威圧するようなユーチューブスタイルについて 「(支援者が)『怒鳴りながらやって』と言われ従った。正直しんどかった」 と“ネタバレ”。配信を始めたそもそものきっかけも、借金とドバイにいる知人の指南だったとして 「芸能界にまつわる闇が深く、世の中にしらしめないといけないと思ったが、自分の勝手な正義感だった。今は反省している」 と謝罪を繰り返した。 弁護側から今後、SNSのアカウントの取得希望があるか問われ 「ないです。正直、二度とやりたくない」 「配信は一切しません」 とも話した。 起訴状によると、ガーシー被告は昨年2~8月、動画投稿サイト「ユーチューブ」で綾野ら3人を脅迫したなどとしている。 ユーチューブでの荒っぽい口調は鳴りを潜め、借りてきた猫のように大人しかったガーシー被告。この姿を見た冒頭の関係者は 「執行猶予判決を勝ち取るための演技でしょう。おそらく弁護団の指示でしょう。猶予判決が確定したら、ガラッと変わると思いますよ」 と憤る。 ガーシー被告は逮捕状が出たあとも海外逃亡を続け、挙げ句、起訴された場合は法廷で綾野剛らの“恥部”を 「暴露する!」 と息巻いていた。そんな男の平身低頭ぶりだけに、信じられないのは無理もない。 「実刑か猶予判決が出るかは五分五分。やはり海外逃亡した心証は悪い。昨今、SNSでの誹謗中傷が社会問題化しており、ガーシー被告が“見せしめ”にされる可能性もあるだろう」(法曹関係者) 実刑判決となった場合、ガーシー被告は即日控訴するとみられる。 「本人も以前話していたが、刑務所に入ることは『人生において無駄な時間を過ごすのと一緒』という考え。加えて、ガーシー被告は刑務所でイジメられるのではないか?と本気で心配している。 コワモテの筋とのトラブルも抱えていると言われています。だから何がなんでも執行猶予判決を勝ち取らなければならない」(ガーシー被告を知る関係者) ガーシー被告に対しては607通の嘆願書が集まったという。故ジャニー喜多川氏の性加害問題を真っ先に告発した“功績”などもあり、情状酌量を求める声が寄せられたわけだ。 「ガーシー被告は今後『SNSはやらない』と話しているが、被害者に弁済金を支払わなければならない。稼ぐ手段としては動画配信やオンラインサロンに頼るしかないのではないか。 事実、ガーシー被告をコラボ動画に引っ張り出したいユーチューバーはめちゃくちゃいる。本人はともかく、周りが放ってはおかないだろう」(スポーツ紙記者) 現在のガーシー被告には接見禁止が課されているが、ロンドンブーツ1号2号の田村淳や、エイベックスの松浦勝人会長、小倉優子の元夫で美容師の菊地勲氏とは、すでに対面し、一緒に食事している。 判決はどうあれ、ガーシー被告は「田舎でひっそり……」とはいかないようだ――。
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