ロッテに好相性の巨人・岡本和真、あと3本に迫った球団通算1万1000号のメモリアル弾にも期待
巨人の岡本和真内野手(27)が3日、好相性の4日から始まるロッテ3連戦(東京D)での打棒爆発を誓った。対ロッテは直近5年(交流戦中止の20年を除く)の15試合で計9発とキラーぶりを発揮。残り3本に迫る球団通算1万1000号のメモリアル弾にも期待がかかる主砲が、交流戦首位の強敵を打ち砕く。 相性抜群の舞台がやってくる。「たまたまです」と謙遜しつつも直近4年に限ればロッテ戦は44打数18安打で打率4割9厘。敵地・ZOZOで3試合を戦った昨季は3戦3発と猛打をふるってきた。交流戦全カード勝ち越しを目標に掲げる主将は「休み明けからもっと打てるように頑張ります」とエンジン全開を宣言した。 5月中旬から9戦ノーアーチとバットが湿ったが、同30日のソフトバンク戦(東京D)で10号2ランを放つなど直近4戦で計5打点。試合前練習では力みのないスイングで右方向へ快打を連発しており、矢野打撃コーチも「逆方向にしっかり打てている。基本的なスイングはいいし、期待していい」と太鼓判を押した。 チームは交流戦で2本塁打を放ち、球団通算1万1000号まで残り3本とNPB初の快挙までカウントダウンに入っている。6500号は松井秀喜、7500号は高橋由伸、1万500号は坂本勇人など、数々のスターがメモリアル弾を刻んできた。「ホームランは僕の長所」と自負する昨季の交流戦MVPが、豪快な一発でチームを加速させる。(内田 拓希)
報知新聞社