衆議院副議長に玄葉光一郎・元外相、予算委員長に安住淳・前国対委員長…立憲民主党が最終調整
立憲民主党は7日、衆院副議長に玄葉光一郎・元外相を推し、衆院予算委員長に安住淳・前国会対策委員長を起用する方向で最終調整に入った。複数の同党幹部が明らかにした。
議長は第1会派、副議長は第2会派から選ぶのが慣例となっている。玄葉氏は、民主党政権で国家戦略相や外相などを歴任し、今年10月の衆院選で11回目の当選を果たした。額賀衆院議長は続投する方向だ。
一方、安住氏は当選10回で、民主党政権で財務相などを務めた。与野党双方の立場で国対委員長を経験しており、国会運営を熟知している。
予算委員長は、委員会の開催や議事進行などで大きな権限を持つ。首相らが出席する予算案の審議を仕切る委員長に安住氏が就けば、国会運営に対する野党の影響力がより強くなるのは必至だ。