中日・尾田剛樹、本盗でフェニックスL7個目の盗塁「まずは10盗塁目指す」バットでも打率4割4分8厘とアピール
◇23日 秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」 中日1―3ヤクルト(西都) 中日・尾田剛樹外野手(24)が23日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」のヤクルト戦(西都)に「2番・中堅」で先発出場し、同リーグ7個目の盗塁を決めるなど、2安打2四球、1盗塁の活躍でアピールした。試合は中日が1―3で敗れた。 初回の先制機に持ち味の走力を発揮してみせた。尾田は1回1死から左中間へ二塁打を放つと、津田の遊撃内野安打の間に三塁を陥れた。その後は津田が二盗を試みる間にスタートを切って本盗。あっさりと重盗を成功させた。 「前回試みた時はちゅうちょしたけど、今回は捕手が二塁に送球した瞬間に思い切っていけた」 第2、3打席はいずれも四球で出塁。7回には右前打を放ってマルチ安打を記録し、4打席連続で出塁した。 今リーグではここまで9試合に出場し、18日の四国IL選抜戦(生目第二)で4盗塁を決めるなど計7盗塁を決めている。また、走力だけではなくバットでも絶賛アピール中だ。29打数13安打で4割4分8厘のハイアベレージとなっている。 宮崎での実戦は残すところ4試合。6盗塁すれば13盗塁となり、出場13試合で1試合1盗塁をマークしたことになる。「まずは10盗塁目指して頑張ります」。チームとしても走塁の意識改革を進める中で、尾田は今後も積極果敢にチャレンジしていく。
中日スポーツ