養父市W選、期日前で二重投票 衆院選の入場券なのに誤って交付、混雑で確認不十分
兵庫県養父市選挙管理委員会は１７日、同市長・市議選の期日前投票で、投票用紙を誤って二重交付したと発表した。 【写真】選挙のたびにミス 頭を抱える西宮市職員 市選管によると、同日午前１０時５５分ごろ、ダブル選の期日前投票を１６日に大屋市民センター（養父市大屋町大屋市場）で済ませた住民が、衆院選の期日前投票の入場券を持って再び来訪。しかし住民は、受け付けでダブル選の期日前投票も申し出た。当時は有権者で混雑しており、確認を待たずに用紙を渡してしまったという。 直後に担当者が資格確認をして投票済みと気付いたが、この住民はすでに投票を終えていたという。投票は２回とも有効票として扱う。市選管の森岡光昭委員長は「今後は細心の注意を払い、適正な投票事務の徹底を図る」とコメントした。（吉田みなみ）
