FC東京から慰留も34歳で引退決断…D・オリヴェイラ「正しかったと自分のなかで感じています」
FC東京は28日、FWディエゴ・オリヴェイラ(34)が今季限りで現役を引退することが決定したと発表した。 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 D・オリヴェイラは母国ブラジルやカタール、韓国のクラブを渡り歩き、2016年に柏レイソルへ加入。2018年にFC東京へ期限付き移籍し、翌2019年から完全移籍となった。2020年のルヴァンカップでは負傷により決勝こそ欠場したが、11年ぶり3度目の優勝に貢献。来日9年目の今季はここまで公式戦33試合に出場し、7ゴールを記録している。 引退についてクラブ公式サイトを通じ、「この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。 クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています」と説明した。 続けて「チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。 色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です」と感謝。残りシーズンに向けて「まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」と語った。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●FWディエゴ・オリヴェイラ (DIEGO OLIVEIRA) ■生年月日 1990年6月22日(34歳) ■出身地 ブラジル ■身長/体重 179cm/82kg ■経歴 パラナ・クルーベ-アルミサイマー(カタール)-ノロエスチ-水原三星(韓国)-バイーア-アウダックス・サンパウロ-ボア-リネンセ-ノボリゾンチーノ-ポンチプレッタ-ノボリゾンチーノ-柏-FC東京-柏-FC東京 ■出場歴 J1リーグ:278試合91得点 カップ戦:31試合9得点 天皇杯:10試合6得点 ACL:4試合1得点 ■コメント 「今シーズンをもって引退することを決断しました。 この決断は、自分のなかでも何度も考え、戸惑いもあり非常に難しいものでした。 クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています。 日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。 いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。 チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。 色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です。 残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。 私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています。 まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」