「優勝旗持って戻ってきたい」筑陽学園壮行会で意気込み 選抜旗を授与 /福岡
<センバツ甲子園> 23日開幕の第91回選抜高校野球大会に初出場する筑陽学園(太宰府市)で16日、選抜旗の授与式と壮行会があった。一貫教育の中学と合わせて生徒約1200人が出席し、選手たちの甲子園での活躍を願った。 選抜旗は毎日新聞西部本社の山本修司編集局長から県高校野球連盟の久保英二会長、新田光之助校長を経て江原佑哉主将(2年)に手渡された。 新田校長は「力が100%出るように楽しんできてください」と激励。江口祐司監督は「最後はアルプスの生徒の声援が選手を後押ししてくれる。大きな声で応援お願いします」とあいさつした。 また、選手たちに中学・高校の生徒や先生らが折った千羽鶴が手渡された。生徒会中心に作り、学校カラーの青とユニホームの白、優勝の願いを込めて金の3色で構成した。 江原主将は「自分たちは決して強いチームではないが、簡単に負けない自信はどこよりもある。筑陽学園に新たな歴史を刻み、また優勝旗を持ってここに戻ってこられるよう全力で頑張ります」と決意表明した。【宗岡敬介】 〔福岡都市圏版〕