ディズニーワールドで食事し女性死亡 ディズニー側、夫へ動画配信サービス契約理由に訴訟取り下げ求める 米
アメリカのディズニーワールド内で食事後、アレルギー反応で死亡した女性の夫に対し、ディズニー側は動画配信サービス「ディズニープラス」の契約を理由に、訴訟の取り下げを求めていることが分かりました。 この裁判は、去年10月にフロリダ州のディズニーワールド内にあるレストランで食事をした後、アレルギー反応で死亡した女性の夫が起こしたもので、男性は、ディズニー側とレストラン運営会社に過失があったとして5万ドル=日本円でおよそ740万円の損害賠償を求めています。 AP通信によりますと、この裁判で、ディズニー側は、原告の男性が、過去に動画配信サービス「ディズニープラス」の1カ月無料トライアルに申し込んでおり、その際、ディズニーに対する訴訟は法廷外で解決するという規約に同意していると主張し、訴えの取り下げを求めているということです。 原告側の弁護士は、今回の訴訟は動画配信と全く関係がなく、ディズニープラスの加入者がディズニーと関連会社を訴える権利を放棄していると考えるのは不合理だと反論しています。