大谷翔平が2打席連続安打で8試合ぶりのマルチ安打 試合前にはロバーツ監督が復調に太鼓判
◆米大リーグ ドジャース―ロイヤルズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、3―3で同点の6回先頭の3打席目に中前安打を放ち、8試合ぶりのマルチ安打とした。 ロイヤルズの先発はコール・ラガンズ投手(26)。今季は試合前の時点で4勝4敗、防御率3・08で、直球の平均球速が155キロほどという速球派左腕だ。左腕がレンジャーズに所属していた22年に大谷は5打数無安打に抑え込まれたが、昨年6月12日(同13日)に対戦した際には、本塁打を放った。初回1死一塁の1打席目は遊ゴロ。1ストライクから2球目の98・0マイル(約157・7キロ)に反応したが捉え切れなかった。4回1死走者なしの2打席目は、カウント2―2から低めのスライダーをはじき返して、チーム初安打で自身9打席ぶりの安打となる一、二塁間を破る右前安打を放った。 11、12日(同12、13日)の本拠地・レンジャーズ戦では2試合連続本塁打。前日の13日(同14日)は4打数無安打に終わったが「全体的には結果はよくなかったですけど過程はそこまで悪くなかったかなと思います」と手応えを口にしていた。ロバーツ監督は試合前に大谷の状態を「低めの球を追いかけなくなった。より強くボールを捉えるようになった。体の状態もよくなっていいことがたくさんある」と説明。本塁打リーグトップのオズナ(ブレーブス)がこの日19号を放っており、再び1本差に迫る2試合ぶりの18号が出るかに注目だ。
報知新聞社