巨人D3位・佐々木俊輔が衝撃のフェンス激突キャッチ 広島ファンも思わず拍手
(セ・リーグ、巨人―広島、11回戦、29日、東京D)巨人のドラフト3位・佐々木俊輔外野手(24)=日立製作所=が超ファインプレーで沸かせた。 【写真】ヤクルト・山田哲人の打球を好捕し、佐々木俊輔とハイタッチする中堅手の巨人のエリエ・ヘルナンデス 「7番・左翼」でスタメン起用された佐々木が球場の視線を独占したのは一回の守備。無死一塁で菊池が放った飛球を追いかけ、左翼フェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。ぶつかった衝撃で地面に転がりながらもボールを離さない執念のプレーだった。 スタンドからは大きなどよめきと歓声が起こった。悔しいはずの左翼席の広島ファンまでも、目の前で起きたスーパープレーには拍手をしていた。新井監督が一度フェンスに当たってからグラブに収めた可能性を探るためリクエストをしたことで、バックスクリーンの大型ビジョンではスローモーションで映像が流された。直接グラブで捕球した瞬間が捉えれており、両軍のファンが改めて拍手喝采。チームの枠を越えて賛辞が送られた。