海の事故、最多は「遊泳中」ではなかった 3割を占めるレジャーは? 暗い時間帯、単独での行動もリスク
重大事故にしないための心得は
釣り中に死亡したり、行方不明になったりした979人のうち、769人がライフジャケットなどの救命胴衣を着ていませんでした。 海に転落した場合、まずは海に浮いていることが大切。そのためにはライフジャケットの着用が有効です。海上保安庁によると、ライフジャケットを着ることで釣り中の事故の生存率は55%→79%と大幅に向上するとしています。 【水の事故防止Q&A】もし流されたら… https://www.asahi.com/special/water-accident/prevention/ ただ、釣りは暖かい時期だけでなく、年中通して楽しめるのも魅力の一つ。ライフジャケットを着ていたとしても、秋や冬の冷たい海に落ちてしまうと溺れて死に至るリスクが高まってしまいます。 そのため、海保の担当者は「釣りを楽しむ場合は極力複数人で行くか、単独の場合は行き先や時間などを家族などに知らせて行くようにしてほしい」と話しています。